2021年11月12日
今後の可能性を秘めている
MAAS(Mobility as a Service :「マース」)は新しい移動の概念であり、物流にも影響を及ぼすものとして注目を集めています。
送り主と運送会社が配車・積み荷などの情報を共有し、物流での品質や納期などを改善し、コストを抑えることを目指せると考えられています。
荷物のある倉庫や工場で位置情報デバイスにより現在の状況を送り主が把握し、その後運送・販売拠点での情報などの情報を一目で見られるようになるのです。
今後、送り主たる多くの企業で採用される可能性は高く、効率よく輸送できる形を模索している状況です。
一部地域では貨客混載を採用している乗り合いバスやタクシーなども登場しており、今後の地方物流に新しい風を吹き込む可能性もあります。
よりよいものをより早く安全に運搬するのであれば、専門である運送会社が一番です。
しかし、地域によっては運送会社の営業所がなく、公共交通機関が運送を手掛けなければ荷が届くまでに時間がかかるところもあります。